放浪し進化するコミュニティサポーター栗之助のブログ

放浪し進化するカウンセリングマインド♥️をベースに活動するコミュニティサポーターです。

今こそ「コミュニティ」の原点回帰の時代だ。

こんばんは、コミュニティサポーター栗之介です。

 

エッセンシャルワーカーでもあるので、テレワークや在宅ワークが出来ず、時差出勤で対応していますが、事務所内も人がまばらで、パソコンの叩く声が響くだけの、無味乾燥で異様な雰囲気です。

 

対応する内容も、現状をどうしようという内容ばかりで、本当に気持ちを受けるだけでも、しんどくなって来ます。

 

相変わらず、買い物に行けば、ソーシャルディスタンスで離れて並び、会話も出来ず、ただ買って帰るという味気ない生活では、心も荒んでいくと思います。

 

確かに今は、ソーシャルディスタンスを意識しなければいけないとは思いますが、距離的に離れていても、心の距離は離れて欲しくないと思います。

 

今日は「コミュニティの原点回帰」ということで、書いていきますが、かつてのコミュニティには、やりとりの中で、ルールが形成されていたと思います。

 

そして、「困った時はお互い様」という文化が根付いていたと思いますが、すっかり、そのコミュニティは崩壊してしまいました。

 

コミュニティサポーターでいうコミュニティは「地域」という意味で使っているので、ここで言う「コミュニティ」よりは広くなりますが、この仕事をやっていて、つくづく思うのは、「これって地域のやり取りで解決してないか?」ということです。

 

「困った時はお互い様」がいつの間には、「困った時はコミュニティ(地域のサービス)」になり、コミュニティサポーターという仕事が生業として、成立する様になってしまいました。

 

しかし、本来、それは、狭いコミュニティの中で、何とか、知恵を寄せ合って解決してきたことの様に思えます。

 

今、あるところで、実際にコミュニティだけで、どこまで支援・援助が出来るかという実験が始まっています。

 

私もさっそく、その実験に加わりましたが、そのコミュニティに集まる、様々な業種の方や、様々な経験を持った人という、老若男女問わず、多様な人々で形成されると思います。

 

その中で、どんな化学反応が起こるのか、楽しみです。

 

私が思う、原点回帰のコミュニティは、「醤油貸して」「良いよ」「(子どもたち)見ているから、用事済ませて来てよ」という、自然と「困った時はお互い様」というのが形になって来ることだと思っています、

 

まだまだ予断を許さな新型コロナウイルスという見えない敵ですが、この戦いはいずれ終わります。

 

その時のダメージはみんな受けていると思います。だからこそ「困った時はお互い様」という、コミュニティの原点回帰を願っていますが、まずは自分のことを優先しつつも、人を欺くことはして欲しくないと思います。

 

マスクが手に入らない時、上司は我々にマスクを分けてくださいました。本当は自身が持っておきたいものなのに、そうしてくれる心の優しさ、飛行機が飛ばず、機内で軟禁状態になった時に、見ず知らずの人がお土産を開けて、私たち周囲に配ってくれた優しさを日本人は持っているという誇りを、どんなに苦しくなっても持っていて欲しいと思います。

 

そんな「心優しい」人間に、ボクはなりたいです。