放浪し進化するコミュニティサポーター栗之助のブログ

放浪し進化するカウンセリングマインド♥️をベースに活動するコミュニティサポーターです。

アフターコロナの情景が垣間見え始めました

こんばんは、コミュニティサポーター栗之介です。今日はレモンサワーを横に、ブログを綴っていますので、文章が変になるかもしれません(後で修正しますが)ので、ご了承ください。

 

今日のタイトルにある「アフターコロナの情景が垣間見え始めた」というのは、軒並み、夏のイベントが中止するという、悲しい情報が入って来たからです。

 

3密になりやすい、ライブやミュージカル、野外フェスだけでなく、夏祭りが軒並み中止になっています。

 

確かにお祭りは、人が密集しやすく、新型コロナウイルスへの対処法も見い出せない中、開催することで、新たなクラスターが発生することが想定されます。そういう状況であれば、中止するのも止むを得ないと思います。

 

ただ、軒並み、この様なイベントが中止になることで、どれだけの人が、生活に困窮することになるのでしょうか?

 

例えば「花火大会」と銘打てば、人は集まると思います(前にも書いたホリエモンロケットが好例)が、ゲリラライブ的に打ち上げることで、人を集めることなく、花火を鑑賞することが出来ると思います。

 

ただ、花火を打ち上げるのも、ロケットを打ち上げるよりは費用は掛かりませんが、お金はかかります。多くは企業の協賛金で打ち上げているものなので、このコロナ禍で、ほとんどの業種が業績を落としているので、実現は難しいとは思います。

 

今、私たちは、ソーシャルディスタンスということで、人との距離を意識し、歩く時も上を向いて歩くことはなく、うつむき加減に下を向いて歩いていると思います。

 

実は姿勢と心とはつながっています。下ばかり向いていると、心は姿勢と同じように下降します。

 

下ばかり向くことで、ただでさえもコロナ禍で心身が殺られているところに、さらにとどめのパンチを受けた様になって、心が荒んでしまいます。

 

逆に上を向くことで、胸を張ることになり、心も上向きになります。花火やロケットを観るとき、人は空を見上げます。つまり上を向かないと、見ることが出来ません。

 

この原理を知っている人は、たまに空を眺めたりしています。

 

ちなみに前を眺めることで、心はまっすぐ安定します。よく、自然に行って、森を眺めたり、山頂から景色を見たり、浜辺で海を観ることで、心が落ち着くのは、そういう効果もあると思います。

 

もちろん、自然は5感を研ぎ澄ます効果があります。木々が風で揺れる音、海の波の音、動物たちのさえずりなどの音感。そよ風や浜風を感じる皮膚感覚。木のにおいや海のにおいという嗅覚。海水や砂場を素足で感じ、木々に触れることで感じる触覚。そして、光景を眺める視覚。この5感に集中するだけで、心のつっかえが取れ、もやもやした心が平静を取り戻します。

 

自然の中にいなくても、静かな部屋で自分の呼吸に意識を集中することや、歩いている時に足の裏の感覚を感じることや、5感を感じることでも、人の心を安定させることが出来ます。これが、今、いろいろな企業で実践されている「マインドフルネス」という方法です。

 

こういう心が荒む世の中だからこそ、こういうマインドフルネスなどが、必要になって来ると思います。

 

話はそれましたが、上を向くことで、人の心は上向きになりますし、花火には、人の心を癒す効果があるという研究があります。

 

実際に、夜空に艶やかな花火が打ちあがると、ロマンチックになります。ひと夏の恋のエピソードで花火大会が多いのも、納得できるかと思います。

 

花火大会は非日常の世界ですが、ロケットにも同じことが言えます。ロケットを打ち上げることには「夢」という、人をワクワクさせるエンターテイメント性があります。

 

ホリエモンロケットに1000万円のネーミングライツ権を購入した、西野亮廣さんがこうおっしゃってます「ロケットを打ち上げる夢への挑戦は応援したい」と。

 

2年前、北海道全域で停電になり、街から明かりが消えた時、空を見上げたら、満天の星空でした。

 

灯りがない非日常生活が作り出した、自然本来の姿を、その当時、北海道にいた人は感じていたと思います。

 

今は外出自粛で、自粛警察の厳しい監視下に置かれたため、非日常に身を置くことが出来ませんが、非日常によって、自然本来の姿を垣間見ることが出来ました。

 

前に書いた「コロナウイルスからの手紙」で、空気は澄んで、水がキレイになってイルカが飛び跳ねる、という内容が書かれていたと思いますが、我々は改めて、自然との共存を真剣に考えなければいけないと思います。

 

その一方で、今まで当たり前にあったイベントが軒並み中止になるという悲しい現実にも直面しています。

 

おそらく、お祭りのスタイルも変わっていくと思いますし、イベントのスタイルも変わって行くと思います。そして、我々の季節ごとの風物詩も変わっていくでしょう。

 

夏祭りがなくなることで、地域のコミュニティが変わり、イベントがあるから帰省するということがなくなり、長期休暇の在り方もかわると思います。

 

これから続々とイベント中止という情報が出て来ると思いますが、改めて「人の集い方」について、再考する「新世界」の始まりだと思います。

 

アフターコロナの世界は、今までの世界とは大きく変わると思いますが、人は誰かと直に群れなければ生きていけない生き物です。それは遥か原始時代から変わりません。

 

ただ、その群れ方が、新型コロナウイルスを終息させる新薬が開発されない限り、今までの方法では出来なくなると思います。

 

Zoom会議や研修会、飲み会などが流行り、ラジオなどもリモートワークでやるなど、今まで、直に触れ合っていたのが、機械を介してのやりとりになりました。

 

一気に働き方や関わり方を変えられたことで、多くの混乱が生じています。リモートワークによって会社に行くというのがなくなり、オンオフの切り替えが出来ないこと、ずっと家にいることで、人との軋轢も出てきます。

 

そして、今まで当たり前だった、直に人と関わることが、良いことに気づき始め、Zoom飲み会は面白いけど、何か味気ないと思ってしまいます。

 

今は、新型コロナウイルスへの対応が出来るまでは、3密を避け、人と当たり前に会って話が出来る方法を、模索することが、自粛警察という愚かな行為をするよりも、遥かに建設的で未来志向だと思いますが、皆さんはどう考えますか?

 

去年も花火を観ることが出来なかったので、今年はと思っていましたが、残念ながら観ることが出来ません。

 

今年の夏は静かな夏になりますが、自然界にとっては、人間たちがズタボロにした自然を取り戻す夏だと思い、今まで自然界に我慢を強いて来た、我々人間が我慢する時かもしれません。

 

とはいえ、イベントがないことで、確実に観光で生計を立てていた人たちのダメージは大きいと思います。

 

ある、観光だけで成り立っている某行政機関のホームページで「観光でいらっしゃるのは控えてください」と堂々と載せていましたが、観光で成り立っているところが、そんなことを載せることで、観光で生活を立てている人の補償をしてくれるのでしょうか?

 

残念ながら、それはないようです。だったら、どうやって街を救うのか、本気になって考えて欲しいですが、無理だろうな。私の好きな街が、次々とゴーストタウンしていく惨状を目にすることで、深い悲しみと怒りを感じます。

 

とはいえ、それを表に出すことはしないので、好きな街で頑張っている仲間たちを、遠くから応援するしかない出来ない自分に悔しいです。

 

今日はレモンサワーを飲みまくっても、良い酔い心地にはなりそうにもないなぁ。